ROOTS EXHIBITION MAZE CUP 日本海間瀬サーキット
-クリーンかつアグレッシブなレースに釘付け!-

「ROOTS」とは、実車好きとゲーム好きの垣根をなくし、全ての車好きを対象にした「グランツーリスモSPORT」を使ったレーシングe-Sports大会として2018年6月からスタートしました。

まだまだ残暑厳しい9月最後の土曜日(28日)、新潟県にある日本海間瀬サーキットにて「ROOTS EXHIBITION MAZE CUP」が開催されました。

今回は、ドリフトイベント「ROOTS JDL ALL JAPAN SILVIA DRIFT FESTIVAL 2019」との併催となりました。

イベント本レースの前に、「ROOTS」スペシャルアンバサダーである元レーシングドライバー現ARTAエグゼクティブアドバイザーである土屋圭市さん。
人気スポーツ解説者の松岡修造さんのモノマネで一躍有名に、自身も大のモータースポーツ好きとして知られる「こにわ」さん。
そして世界初のプロドリフト選手権「D1グランプリ」の2017年チャンピオンで、埼玉県にあるチューニングショップ「WISTERIA」のオーナーでもある藤野秀之選手のスペシャルゲスト3人によるエキシビジョンマッチレースが行われました。

エキシビジョンマッチで用意されたコースは、鈴鹿サーキット。マシンは「グランツーリスモSPORT」最新のアップデートで追加された「日産シルビアK’s Dia Selection(S13) ’90(N200)」を使ったワンメイクレースです。

土屋圭市さんポールポジションにスタートした3周レースは、レースの度にメキメキとeMotorsportsでのドラテクを獲得していった土屋圭市さんが終始安定したドライビングでポール・トゥ・ウィンを飾りました。

インターバルを置き、ROOTS EXHIBITION MAZE CUP決勝戦がスタート、事前の予選を勝ち抜いた上位5名による「GR.3マシン、鈴鹿サーキット10周」となります。
今回のレースでは、燃料消費が有効になっているので最低一度のピットインが必要となります。
スタートダッシュを決めたのはホンダNSXのe選手、以下wing(プジョーRCZ)、watanabe(日産GT-R)、Ricky(BMW M6)そしてkisshy選手(メルセデスAMG SLS)の順で続きます。
ホンダNSXのホームコースである鈴鹿サーキットをe選手は後方のプレッシャーに臆することなく安定したドライビングで周回を重ねていきます。

4番手スタートのRicky選手が大排気量エンジンを搭載したBMWの加速力を活かし3周目に2番手まで浮上し、e選手のテールを追いかけますが、4周目突如のスローダウン。
原因は痛恨のガス欠。「グランツーリスモSPORT」では、クルマによって燃費も変わり、また走行中に燃料の濃さを変えることで燃費をコントロールできます。
代わりに2番手に躍り出たのはwatanabe選手、すぐ後ろにwing選手。
この2台が、トップを快走するe選手から今回のレースの主役を奪い取るテールトゥノーズ。

ピットを挟んだあとも繰り広げ、実況、観客を釘付けにしました。

非常にクリーンなバトルが動いたのはゴールも近い9周目のバックストレート。watanabe選手のスリップストリームを利用したwing選手が130RでGT-Rをオーバーテイク、watanabe選手は、きれいにラインを開け間髪入れずにwing選手のアウトに並びカシオトライアングルシケインで抜き返し2位を死守。

wing選手も必死に食らいつきプレッシャーを与え続けますが僅差でwatanabe選手のGT-Rが2位チェッカーとなりました。

一方NSXを駆るのe選手は、土屋圭市さんが「完璧」と言うほどの無駄のないレース運びで圧勝となりました。

優勝したe選手には、「ROOTS JDL ALL JAPAN SILVIA DRIFT FESTIVAL 2019」のゲストでプロドリフターの藤野選手によるデモドリフトの同乗体験がプレゼントされました。
ROOTS公式Youtubeチャンネルにて、このイベントの配信アーカイブが公開されますので是非その盛り上がりを見てください!

■12月に新横浜プリンスホテルで賞金総額100万円超のビックレースを開催!
このイベントの中で、今年12月7日、神奈川県・新横浜プリンスホテルにてROOTS 2019シーズンを締めくくる過去最高賞金総額100万円超レースが開催されることが発表されました。 レースの詳細、エントリー方法については今後ROOTS eSports公式ページにて公開されます。



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